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豊受姫神社(外宮)竣工のお知らせ

平成27年8月25日(火)

 第六十二回神宮式年遷宮の撤去材撤下を受けての御造替工事が無事竣工の日を迎え、8月20日の夜斎行された神様にお遷り頂く遷座祭に続き、21日には奉祝祭が行われました。
 この度譲与頂いたのは、皇大神宮御神域内の五丈殿の北側に御酒殿と並び立つ由貴御倉の古殿舎です。由貴御倉は御酒殿とともに大御饌祭の御供物や果物を納めておく御倉でした。
 伊勢の神宮における式年遷宮には、二十年に一度殿舎を新しくすることで、お鎮まりになる神々にも常に瑞々しくあっていただくことを願う『常若』という考えがあります。この事業を通じ、当社殿の大神様にも御神威瑞々しく新たにされまして、伊勢の神宮と当宮氏子崇敬者との御縁がより固く結ばれますよう御祈念いたします。

豊受姫神社(外宮)


 本来の由貴御倉は、古の形をとどめる内開きの御扉でありますが、今では大変珍しいそうです。
 祭典執行上の当社の事情に鑑み、やむなく外開きの御扉に改修いたしましたが、その名残が御扉に残っています。

豊受姫神社(外宮)

 社殿の左右にある丸く削られた棟持柱の上部は、やや浮いているように見えますが、部材の経年変化を考慮してあけられた隙間です。
 部材の縮みや屋根の沈み込みなど、時間とともに変化する木造建築の伝統技術の象徴の一つです。

豊受姫神社(外宮)

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